北薩広域公園オートキャンプ場@鹿児島

hidenori

2011年08月22日 03:01

北薩広域公園オートキャンプ場@鹿児島

8月16日~8月18日まで2泊3日、帰省ついでに鹿児島県の北薩広域オートキャンプ場に行ってきました。


1日目:
さつま町(宮之城町・鶴田町・薩摩町が合併)にあるのですが、私の実家のあるいちき串木野市から車で1時間弱で到着。
東洋のナイアガラ「曾木の滝」や、鶴田ダムも近くにある川内川近くの街道沿いの県立公園の中にキャンプ場があります。

今の季節は、ぶどうや梨の観光農園が旬のようで、キャンプ場出入り口のすぐ反対側にもぶどう園があり、ぶどうを販売しています。元宮之城町の市街地も車で10分弱のところにあり、鹿児島ではおなじみのホームセンターナフコ、スーパータイヨー、ダイワもあり、買い出しに便利です。

夏休み期間中とは言え、お盆明けの平日、ほとんど人のいない現地にチェックイン時間前の12時頃に到着。
受付に行くと、13時30分には入っていいとのことだったので手続きをすませ、買い出しに行ったり、近くのお弁当屋さんで買ってきた昼飯を公園で食べている間にチェックイン時間になり、チェックイン。


園内は、お風呂、トイレ、事務所のある管理棟、流しだけあるサニタリー棟。
竹林・木々、芝や笹できれいに造成された庭園のようなサイトと、温泉付きの立派なバンガローが数棟あります。バンガローは、連日いっぱいのようでしたが、キャンプ場は結局最後まで、私たちともう1組しかいませんでした。予約していたのが、C7サイト。C7、C8サイトはちょっと小高いところにあり、広さも少し広いようなので、お勧めです。



天気は下り坂が予想されていたので、急いでラナとアメニティドームの連結設営。
十分広くて、地面も柔らかくペグは楽に入り、楽勝・・・といいたいところでしたが、連結時のラナとアメニティドームの間の間隔を忘れており、つないでみたら、カーテンが届かないw
結局、アメニティドームのペグを3度打ち直す失態。ペグで固定する前に接続を試しましょう!!

焚火は禁止(BBQ台を使ってのBBQはOK)なので今回は、ファイヤーグリルや、焚火テーブル、焚火用椅子を持って行きませんでした。せっかく空いているスペースを有効利用できず、残念。

設営直後、スコールのような雨が直撃しました。
アメニティドームのフライシートから落ちた雨水が、グランドシートの上下に流れ込み、ラナの中も一部浸水。
接合部のカーテンをきちんと張り、ラナのポールでの張り出しも、ポールの長さを調整して、片側に流れるように雨対策。
アメニティドームのインナーの下は一部浸水したような状態ですが、中には水漏れなし。こういうとき、心強いですね。


スノーピーク(snow peak) アメニティドームマットスターターセット

我が家はインフレータブルマットを重ねて使うのでおまけのマットで十分。





これが今回の雨との戦いのはじまりでした。
2泊3日のうち、晴れたのは、2日目の昼2,3時間ほどで後は、断続的にスコールのような雨、雨、雨。
以降の文章は、1時間起きに雨が降っては、ラナのメッシュ部分をクローズしたり、外に出したものを取り込んだりしているのを繰り返していると思って読んでくださいw


汗と雨でぐちょぐちょの状態になったので、お風呂へ。
洗い場は3人しか使えない小さなお風呂ですが、しっかり効能書き(アルカリ単純泉?)もある温泉で、露天もあります。
幼児にはちょっと熱いので、水でうめて入りました。貸し切りだったので、子供を背中に乗せて泳いだりw

晩飯は、実家から貰ってきたナスやおくらが大量投入されたカレー。
おくらって、こっちのスーパーで買うと傷がついた鹿児島県産ががけっこうな値段で売られてるんですが、さすがに自宅菜園で採れたおくらはきれいでやわらかくておいしいですね。






暑いことが予想されたので、持ってきた扇風機を電源接続。
電源は、鍵もかからない状態で各サイトに設置されており、使い放題です。田舎の適当さが感じられます。
サイトの入口あるので、2メートルの延長コードでは届かず、10メートルの工事用延長コードを買ってきて繋ぎました。
夜間も断続的に雨が降り続いたので、気温は多少、低かったのですが、蒸したので翌日も就寝時は、扇風機はかけっぱなしにしました。


2日目:
朝6時から一人で風呂に入り、昼間に実家の両親が遊びに来る予定だったので、早々にスーパーに買い出し。
なんとか昼間の数時間だけ天気が持ち、孫といっしょに遊んでもらいました。




両親が帰宅後、隣接している公園側へ足を延ばしてみました。
軽食コーナーや、竹馬など昔ながらの遊具が置いてある広場があり、さらに奥へ行くと、足湯や、週末は竹細工を体験させてくれる茅葺の建物、山の斜面を利用した巨大なアスレチックや、城を模した展望台があります。
大人でも汗をかくくらいの施設を、最上部まで登ると、山々の間に宮之城の町が一望できます。








とっても立派な施設なのですが、ほとんど遊んでいる人はいません。平日の雨の日というのもあるのかもしれませんが、夏休みでこれはちょっとさびしすぎます。
土日には、花を無料配布したり、イベントを開催しているようなのでバンガロー以外のこちらの施設やキャンプ場も、もっと活用されるといいですね。


この日の夜は、雷、大雨注意報が出るくらいのひどい天気で、警備員の方が事務所に常駐しているのですが、管理棟のほうへ避難してもいいよと声かけしてくれました。実際、避難することはなかったのですが、その一声が安心できますね。



3日目:
朝4時ごろ、テントに打ちつける雨音がすごくて、目が覚めました。
起きたからと言って雨対策はできる限りしてあるので、することもないのですが、浸水がないことを確認して、明るくなるまで待って、風呂へ行きました。朝から風呂へ入れるのはやっぱりイイ!

その日も断続的に雨が降ったり、日が照ったり。サイレンが鳴り、ダムの放水もしているようでした。
11時ぎりぎりまでテント、タ―プ内の片づけを行い、タオルで幕体を拭きながらねばり、12時でなんとか乾燥撤収できました。

まとめ:
庭園のようなきれいなサイト、安いサイト料、無料の電源・洗濯機、アスレチック、温泉などファミリー派には最適です。
焚火ができないのがワイルド派には大きくマイナスかな。あと、トイレが管理棟しかないので面倒くさいですね。

県立なのでできることに限りがあるでしょうが、焚火、レンタルや売店など、キャンパー向けサービスも考慮していただいて、利用者が増えて地元の人の雇用も増える・・・そういういいサイクルが回るといいですね。

アンケート用紙が置いてあるので、ぜひ行った方はアンケートに記入してくださいね。


あなたにおススメの記事
関連記事