▲鎌ガ岳(1,161m)
▲鎌ガ岳(1,161m)
5月12日(土)曇り
三つ口谷登山口(9:30)→頂上(12:00)→武平峠(14:30)
愛知県勤労者山岳連盟主催の初心者向け講習会の実技で、「鈴鹿の槍」と呼ばれる鈴鹿山脈の鎌ガ岳へ行ってきました。8パーティ約50名の大所帯で山頂を目指しました。
鈴鹿スカイラインで皆で乗ってきた大型バスを降り、三つ口谷を通って頂上、武平峠に降り、再び大型バスに乗って帰ります。名古屋は晴れて日中は30度近くなったようですが、鈴鹿山脈の山上は雲がかかっており、風もある天気でした。
9:30に登山口を出発。
山岳会に所属するリーダーに率いられて同じ受講生2,3名と登ります。時間を守るため、5分程度の休憩のみで、進んでいきます。谷から出るのにザイルにカラビナ通して安全確保しながら、おそらく単独行では登らないようなルートも登ります。
頂上付近になると、ガレた岩場となるのですが、風が強く姿勢を低くしないと滑落しそうでまったく余裕なし。山岳会の皆さんは、クライミングや沢登りをやっている方々なので、受講生に声かけしながら前へ後ろへすいすい移動しながら導いてくれます。
ちょうど12:00くらいで山頂へ到着。狭い山頂は、受講生でいっぱいになってしまいました。
すでに到着して昼食中の他の登山者の方と少し話しましたが、50名で登ってきたことに驚かれてました。
集合写真を撮り、休憩もほどほどに山を降りました。温度計を見ると10度は切っていたよう。
引き続き風が強く、岩場を降りる際も、ザイルを張っていただき、つかまりながら安全に降ります。
リーダーに続いて雨で流れた溝を調子よく歩いていると、後ろを歩いていた会長に注意されました。
すぐ横に歩きやすいちゃんとした道があるので、飛び移れとのこと。
確かにすぐ横に昔からの踏み跡のある道があります。
無理して飛び移ってしばらく歩くと雨で流れた溝は、とても歩けない崩れた斜面につながっていました。
なるほど、良く見ないといけないですね。
武平峠の到着は、予定の15:00よりも多少早かったか?
迎えのバスに乗り、あっというまに名古屋市内でした。
鈴鹿は、こんな山が7つあるようです。
次の実技(6月)は、7マウンテンの1つ、最高峰の御池岳。
「テーブルランド」と呼ばれる平坦な山頂が特徴のようです。
また、この山のボタンブチ近辺では、今年2月、単独行の男性が遭難し、GWにテントといっしょに
発見された場所。
遭難するような場所がどのような場所か、見せる意図もあるようです。
※まったく写真を撮る余裕なく、写真無し・・・
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