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キャンプ、はじめました!

名古屋市に住む3人家族が、キャンプをはじめましたが、大阪に引っ越しました。

八経ヶ岳(1915m)

  

2016/9/17-18 一泊二日

【1日目】登山口10:00--栃尾辻12:30--高崎横手14:30--狼平14:50--弥山小屋15:40
【2日目】弥山小屋6:30--八経ヶ岳7:00--明星ヶ岳7:30--日裏山8:15--高崎横手8:30--栃尾辻9:50--登山口11:40


連休、奥さんと子供は埼玉の実家に帰るというので、単独一泊で山に行くことにしました。

目的地は、八経ヶ岳。大峰山として百名山に載っており、関西最高峰の奈良の山です。
行者還トンネル西口から登るのが時間もかからずメジャーなルートですが、登山口まで自家用車かタクシーで行かなければなりません。タクシーは最寄りの近鉄の下市口駅から乗ると1万円越え。山頂近くの弥山小屋の一泊二食料金のほうが安い。

八経ヶ岳(1915m)

山の会に入っていながら山小屋に泊まったことがない私(;^_^A
ちょっと遠めの天川村川合から歩き、弥山小屋に一泊。翌日の朝、八経ヶ岳のピークを踏み、天川村川合に戻る計画にしました。

また今回、11月の六甲山縦走大会に備え、シューズを新調しました。
モントレイルのトレランシューズ トランスアルプスのアウトドライ版です。初のローカットシューズでの登山、どうなることか。

八経ヶ岳(1915m)


【1日目】雲ときどき晴れ



近鉄阿部野橋駅から、近鉄の吉野駅急行に乗り込みます。途中、トイレに行きたくなり、
葛駅で降り、また乗りなおすというロスをしながら、下市口駅に到着。さらに奈良交通バスで、天川村へ向かいます。

八経ヶ岳(1915m)

1時間ほどたっぷりバスに揺られ、天川村役場前で降りて、登山口へ。

八経ヶ岳(1915m)

看板が周辺になくて少し迷いますが、みたらい渓谷の案内に従うと登山口の看板ががあります。

八経ヶ岳(1915m)

登り始めは、杉の林道の急登。700mから1200mに一気に標高を上げます。
天理大学ワンダーフォーゲル部の黄色い看板が立って弥山方面を案内しているので目印にします。まだ夏の名残のツクツクボウシが鳴く中、汗が噴き出ます。

道中、様々なキノコが生えてきていて飽きません。

八経ヶ岳(1915m)

八経ヶ岳(1915m)


栃尾辻の絶対泊まりたくない避難小屋で一息入れてさらに登ると、天女の舞という看板のある広場に出ました。
しかし、そこから先、目立った踏み跡がない。黄色い看板も見当たらない。

八経ヶ岳(1915m)

踏み跡のようなのを辿って小山を上り、上から見下ろして、黄色い看板を見つけ、このピークを巻いている道に出ました。
たぶん、山と高原地図でオオビヌキ坂と書いてあるところですが、道迷いかとちょっとひや汗をかきました。
鈴鹿の御池岳でも思いましたが、目印がないだだっ広いところが怖いですね・・・
スマホのGPSアプリの事前の地図ダウンロード、25000図の持参はするべきでしたね。

八経ヶ岳(1915m)

この直後、気が緩んだのかアウトドアリサーチのハットを落としてしまいました。翌日も見つからず、、とほほ。

明日、帰り道で戻ってくるはずの高崎横手の分岐で時間を確認すると、14:30。
ペースは計画通りですが、入山が1時間出遅れたので山小屋到着が15:30過ぎます。
久しぶりの高度のある山でしんどいけど、先を急がねば。

八経ヶ岳(1915m)

綺麗だと噂の狼平の避難小屋。川もすぐそばにあり、快適そう。覗いてみたかったですが、若いグループが寛いでいたので、挨拶だけして急な木の階段を登り始めます。きっと気の知れた仲間で泊まったら楽しいでしょう。

八経ヶ岳(1915m)

八経ヶ岳(1915m)


木の階段を登り切り、森林限界っぽい倒木が多いところを抜けると弥山小屋でした。
15:41分。約6時間の道のり、自分、お疲れさまでした。

八経ヶ岳(1915m)

八経ヶ岳(1915m)


その日の弥山小屋は、台風16号の接近に伴いキャンセルが相次いだそうで、20人入る部屋に2人。
小屋全部でも4人です。私も今回止めるか迷ったのですが、きっと山小屋が空いているほうが初めて泊まるにはいいだろうなと思い、決行しました。結果、その通りで快適に過ごせました。

八経ヶ岳(1915m)


山小屋は部屋もトイレも綺麗に清掃されており、17:00に食事を取って20:30まで本を読んで寝ました。
この小屋の弱点は、沸かす前提の水は宿泊者はタダなのですが、飲み水は買わなければならないことくらいでしょうか。
まあ、飲んじゃいましたケドね。

【2日目】台風16号の影響で雨

翌朝、6:00に朝ご飯を取り、サーモスにお湯を貰い、6:40 雨の中出発しました。
八経ヶ岳山頂までは、20分ほど。もちろん、周辺の山は真っ白で見えません。分かってはいましたが、昨日、前倒しで登っておけばよかったな。次のお楽しみですね。

八経ヶ岳(1915m)

八経ヶ岳(1915m)


明星ヶ岳、日裏山も巡り、高崎横手に合流すると、あとは昨日と同じ道です。
キノコに加え、7,8匹、ヒキガエルにも遭遇しました。ちゃんと周囲の環境に合わせて、茶色の色も赤みがかっていたり、緑がかっていたりするんですね。

八経ヶ岳(1915m)


八経ヶ岳(1915m)


11:42には、天川村役場に下山しました。

八経ヶ岳(1915m)


下山した後、天川村川合からバスで20分ほどの洞川温泉に行きたかったのですが、12時台のバスがないため、特産物の販売所で冷たいお茶とじゃがいもの焼き団子をいただきました。汗をかいた後なので、塩気が最高です。さらに近くの人柄の良い店長さん!?がやっているかどや食堂でうどんを食べて時間をつぶし、やっと来た洞川温泉行のバスに乗ってお風呂に入り、さっぱりして帰路につきました・・・・

と終わりたいところですが、帰るバスに乗る前に立ち寄った洞川温泉観光案内所で、スマホを置き忘れました。
すぐバスの中で気が付いたものの、運悪く直通バスだったので下市口駅からまた、洞川温泉に戻り、観光案内所のおじさんに保護してもらったスマホを受け取りに行きました。

バスで1時間あまりを半日で3回、、、山登りより疲れました。
「懲りずにまた来いよ」、と声かけていただいた、観光案内所のおじさん、ありがとう。また来ますm(__)m

いろいろ失敗はしましたが、いい勉強になりました。ソロならではですね。
今回、大峯奥駈道のほんの一部を歩いたのですが、いつかは、大峯奥駈道縦走してみたいです。

【靴について】
軽くて、靴底も固めで晴れた日については問題なし。多少、ガレているところで石を踏んでも、前・後、側面の絶妙の位置についているプラスティックを溶着、縫い込んであるガードで擦れるのが保護されます。なかったら今日1日で、ザクザクに擦れてしまったことでしょう。

八経ヶ岳(1915m)


雨については、ローカットなので足の踏み場をかなり選ばなければ浸水してしまいます。1時間ほどは中も乾いた状態を保ちましたが、3,4時間歩くうちには、しっとり濡れた感じになりました。汗もあるかと思いますが、長時間濡れ続けると中も濡れるように思われます。
下山中に雨は上がりましたが、自宅に帰り着くまで濡れたまま。濡れにくい=乾きにくい。これは使い方の問題で、しょうがありませんね。
普段、皮のハイカット靴でいかに適当に歩いても守られているのか、よく分かりました。










この記事へのコメント
こんにちわ。

八経ヶ岳に登ってこられたんですね。
って知ったかぶりしてしまってスイマセン。
登山したことないです^_^;(汗)

いや、でもとても興味はあるんです
いつかは趣味の一つにしたいと思っているんですが中々きっかけがなくって...。

テンプレ何かわからないところなどあればお気軽にお問い合わせください♪

ediedi
2016年09月24日 19:27
コメントありがとうございます。
テンプレ丸パクリですみません。

近所の山の日帰りでもキャンプ行けない時のストレス発散になりますし、山装備の沼はキャンプ以上に深いです。
上高地、小梨平まで行ってれば、もう一歩踏み込むだけで違う世界が広がりますよ。
hidenori
2016年09月27日 08:25
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    コメント(2)