雷鳥沢テント泊(1日目)
8月1日〜3日
2日目はこちら。
3日目はこちら。
4月から、すべてはこのテント泊&山行のために準備してきました。
2泊3日で、扇沢から立山黒部アルペンルートを経由して室堂に入り、雷鳥沢にテン泊して立山に登る計画です。

2011年にNHKの「チャレンジホビー あなたもこれから山ガール」で村井美樹さんと橋谷晃さんが立山を縦走するのを見て以来の夫婦の夢でした。もう8日経ってしまったけど、あの景色、雰囲気は忘れられません。
1日目:
まずは、名古屋から扇沢を目指します。6:00出発して朝ご飯を食べたりして11:00到着。
平日の金曜日でしたがすでに無料駐車場は空いていないようだったので、有料駐車場に停めました。
扇沢駅に近い上の段と下の段があるのですが、上は24時間1000円、下は36時間1000円のようです。2泊3日するので迷わず下へ。
扇沢駅、平日なのに賑わっています。山用品を売る出店もあったり。

立山黒部アルペンルートのチケットを購入。ファミリーきっぷというのがあり、大人1名、子供1名のセットだとお得になります。

それでも扇沢〜室堂の大人往復チケット9050円。チケット代で十分どこかのホテルに泊まれるのですが、山のテントに泊まろうというのだから物好き・・いやいや、贅沢このうえないですね。

夫婦2人の荷物が10kg越えているので手回り品のチケットも購入。50周年のトロリーバスに乗り、出発です。石原裕次郎さんの「黒部の太陽」で有名な破砕帯をあっという間に通過。

黒部ダムに到着。

そろそろお昼だったので、黒部ダムカレーにひかれますが、先を急ぎます。

観光用の放水らしいですが、ド迫力!こんなものよく作ったものです。

次はケーブルカーに乗ります。かなり急な傾斜をあっという間に高度を稼ぎます。ありがたや。

次はロープウェイ。雪崩の影響を受けないように途中に柱がない(ワンスパン方式)そうで、そのタイプでは日本最長だって。
これで大観峰まで高度を稼ぎます。これまたありがたや。

次は大観峰から室堂まで、再びトロリーバス。下ります。

13:00頃、室堂ターミナル到着!ついて早々、腹が減ったので立山ホテルのレストランで、白エビかきあげ丼をいただく。
雪渓が見えるこんなところで普通の食事ができるとは・・・ありがたや。
外に出るとこんな風景。素晴らしい!

ぜんぜん室堂ターミナルの近くの観光路なのにこの雰囲気。

雷鳥沢キャンプ場に向かいます。ツアーらしき観光の人とちらほら山のかっこうした人。
途中、「大観峰にはどう行けばいいの?」とツアーにはぐれたおばちゃん2人に道を聞かれた。
えーっ、黒部ダム経由したというんだから、トロリーバスでここへ来たでしょ?まずはあそこに見える室堂ターミナルに戻ってくださいな。

石で舗装されたうねうね上下する道をひたすらキャンプ場へ向かう。右はミクリガ池。

ミクリガ池温泉。絶対入ります。

地獄谷。かなり硫黄くさい。立ち入り禁止です。緊急時にはタオルを濡らして口を覆うように案内した看板がある、水場があります。
吹き流しもあり風向きが確認できるので要注意ですね。

血の池地獄。悪いことをした人の血が・・・と子供を脅かしてたら、となりで見ていた人が、あれは底の土色が赤くて水は透明なんだ、とばらしてくれた。

あなたもこれから山ガールで宿泊してた雷鳥荘が見えてきた。キャンプ場はまだ見えない・・・・

見えたぞ。雷鳥沢キャンプ場。追い越した人に、同じザックだねーと声をかけられる。
そんなこと、普段の山で言われたことないぞ。血の池地獄しかり、立山は人の心を解放するのだねぇ♪

15:00過ぎ、雷鳥沢キャンプ場へ到着。室堂から坂道を下りてくるのですが、重いザックを背負ってなかなか長い道のりでした。

いままで登ったどの山よりも高いキャンプ場。
私はテントを張り、奥様はキャンプ場の管理小屋で受付。平日からか、椅子になる丸太がある横に陣取ることができました。
地面も土の平坦な場所で素晴らしい。ペグは立つけど山らしく石で張りました。先週のどこに張るのか、なかなか迷った涸沢とは大違いだなあ。

立山の稜線がはっきり見える。明日登る一の越、雄山と、お隣の大汝山。どちらも3000mを超えます。

管理小屋方面はこんな感じ。金澤大学医学部の看板がありました。管理小屋にはトイレ(しかも水洗!)や、豊富に流れる水があります。
でも、ここ標高2400mくらいなんだよね。1泊500円、2泊目以降は1000円。食料と根性があれば、1000円ぽっきりで何泊でもできる!

最寄りの雷鳥沢ヒュッテでお風呂に入った後、晩御飯。メニューは尾西のアルファ米とケイちゃん。キャベツとピーマンは切って持参していたので、あっという間にできました。先週も食べたような気がするけど、やはりケイちゃんうまい!

日が暮れてきた。山に夕日が映りきれい。日が暮れると、同時に寒さもくる。ダウンジャケットなどの防寒着必携です。
また明かりはないので、ヘッドライトも必須。

初日の夜は、明日の雄山登山に向けて9:00くらいに寝ました。家族皆で頑張るぞ。おやすみなさいZzzzz
今回使った物達をご紹介。

プラティパス プラティパス2
山の水タンクはみんなこれですね。

ナンガ(NANGA) ナノワインダウンバック 350STD【別注モデル】
奥さんはこれ、私はモンベル#3、子供はモンベル#5。

エバニュー(EVERNEW) セラミックコッヘルポット15
コーティングがしてあるのでご飯も取りやすい。ちょっと焦げたけど、ケイちゃんもこれで炒めました。なにより山ではふき取りやすいです。

PETZL(ペツル) ティカ 2
山では予算が許せばなるべく明るいほうがいい。

スノーピーク(snow peak) テーブルウェアセットファミリー
食器にはこれを3枚持って行きました。ステンレスなので重いけどふき取りやすい。

ユニフレーム(UNIFLAME) FDシリコンスプーン ロング
これも食器を舐めるようにすくうことができるのであとで食器をふき取りやすい。

ライト マイ ファイア(LIGHT MY FIRE) Sporks’n Case
安いけど使用に問題なし。軽い。

スノーピーク(snow peak) チタンシングルマグ 300 フォールディングハンドル
コーヒーはこれで。軽い。

PRIMUS(プリムス) 153ウルトラバーナー
シングルバーナーはこれ。着火するときに手が暑いのですが遮熱板が追加された改良版なのですね。あっという間にお湯が沸き、コンパクトでいうことないのですが、最近、着火が悪くなりました。
2日目はこちら。
3日目はこちら。
4月から、すべてはこのテント泊&山行のために準備してきました。
2泊3日で、扇沢から立山黒部アルペンルートを経由して室堂に入り、雷鳥沢にテン泊して立山に登る計画です。

2011年にNHKの「チャレンジホビー あなたもこれから山ガール」で村井美樹さんと橋谷晃さんが立山を縦走するのを見て以来の夫婦の夢でした。もう8日経ってしまったけど、あの景色、雰囲気は忘れられません。
1日目:
まずは、名古屋から扇沢を目指します。6:00出発して朝ご飯を食べたりして11:00到着。
平日の金曜日でしたがすでに無料駐車場は空いていないようだったので、有料駐車場に停めました。
扇沢駅に近い上の段と下の段があるのですが、上は24時間1000円、下は36時間1000円のようです。2泊3日するので迷わず下へ。
扇沢駅、平日なのに賑わっています。山用品を売る出店もあったり。

立山黒部アルペンルートのチケットを購入。ファミリーきっぷというのがあり、大人1名、子供1名のセットだとお得になります。

それでも扇沢〜室堂の大人往復チケット9050円。チケット代で十分どこかのホテルに泊まれるのですが、山のテントに泊まろうというのだから物好き・・いやいや、贅沢このうえないですね。

夫婦2人の荷物が10kg越えているので手回り品のチケットも購入。50周年のトロリーバスに乗り、出発です。石原裕次郎さんの「黒部の太陽」で有名な破砕帯をあっという間に通過。

黒部ダムに到着。

そろそろお昼だったので、黒部ダムカレーにひかれますが、先を急ぎます。

観光用の放水らしいですが、ド迫力!こんなものよく作ったものです。

次はケーブルカーに乗ります。かなり急な傾斜をあっという間に高度を稼ぎます。ありがたや。

次はロープウェイ。雪崩の影響を受けないように途中に柱がない(ワンスパン方式)そうで、そのタイプでは日本最長だって。
これで大観峰まで高度を稼ぎます。これまたありがたや。

次は大観峰から室堂まで、再びトロリーバス。下ります。

13:00頃、室堂ターミナル到着!ついて早々、腹が減ったので立山ホテルのレストランで、白エビかきあげ丼をいただく。
雪渓が見えるこんなところで普通の食事ができるとは・・・ありがたや。
外に出るとこんな風景。素晴らしい!

ぜんぜん室堂ターミナルの近くの観光路なのにこの雰囲気。

雷鳥沢キャンプ場に向かいます。ツアーらしき観光の人とちらほら山のかっこうした人。
途中、「大観峰にはどう行けばいいの?」とツアーにはぐれたおばちゃん2人に道を聞かれた。
えーっ、黒部ダム経由したというんだから、トロリーバスでここへ来たでしょ?まずはあそこに見える室堂ターミナルに戻ってくださいな。

石で舗装されたうねうね上下する道をひたすらキャンプ場へ向かう。右はミクリガ池。

ミクリガ池温泉。絶対入ります。

地獄谷。かなり硫黄くさい。立ち入り禁止です。緊急時にはタオルを濡らして口を覆うように案内した看板がある、水場があります。
吹き流しもあり風向きが確認できるので要注意ですね。

血の池地獄。悪いことをした人の血が・・・と子供を脅かしてたら、となりで見ていた人が、あれは底の土色が赤くて水は透明なんだ、とばらしてくれた。

あなたもこれから山ガールで宿泊してた雷鳥荘が見えてきた。キャンプ場はまだ見えない・・・・

見えたぞ。雷鳥沢キャンプ場。追い越した人に、同じザックだねーと声をかけられる。
そんなこと、普段の山で言われたことないぞ。血の池地獄しかり、立山は人の心を解放するのだねぇ♪

15:00過ぎ、雷鳥沢キャンプ場へ到着。室堂から坂道を下りてくるのですが、重いザックを背負ってなかなか長い道のりでした。

いままで登ったどの山よりも高いキャンプ場。
私はテントを張り、奥様はキャンプ場の管理小屋で受付。平日からか、椅子になる丸太がある横に陣取ることができました。
地面も土の平坦な場所で素晴らしい。ペグは立つけど山らしく石で張りました。先週のどこに張るのか、なかなか迷った涸沢とは大違いだなあ。

立山の稜線がはっきり見える。明日登る一の越、雄山と、お隣の大汝山。どちらも3000mを超えます。

管理小屋方面はこんな感じ。金澤大学医学部の看板がありました。管理小屋にはトイレ(しかも水洗!)や、豊富に流れる水があります。
でも、ここ標高2400mくらいなんだよね。1泊500円、2泊目以降は1000円。食料と根性があれば、1000円ぽっきりで何泊でもできる!

最寄りの雷鳥沢ヒュッテでお風呂に入った後、晩御飯。メニューは尾西のアルファ米とケイちゃん。キャベツとピーマンは切って持参していたので、あっという間にできました。先週も食べたような気がするけど、やはりケイちゃんうまい!

日が暮れてきた。山に夕日が映りきれい。日が暮れると、同時に寒さもくる。ダウンジャケットなどの防寒着必携です。
また明かりはないので、ヘッドライトも必須。

初日の夜は、明日の雄山登山に向けて9:00くらいに寝ました。家族皆で頑張るぞ。おやすみなさいZzzzz
今回使った物達をご紹介。

プラティパス プラティパス2
山の水タンクはみんなこれですね。

ナンガ(NANGA) ナノワインダウンバック 350STD【別注モデル】
奥さんはこれ、私はモンベル#3、子供はモンベル#5。

エバニュー(EVERNEW) セラミックコッヘルポット15
コーティングがしてあるのでご飯も取りやすい。ちょっと焦げたけど、ケイちゃんもこれで炒めました。なにより山ではふき取りやすいです。

PETZL(ペツル) ティカ 2
山では予算が許せばなるべく明るいほうがいい。

スノーピーク(snow peak) テーブルウェアセットファミリー
食器にはこれを3枚持って行きました。ステンレスなので重いけどふき取りやすい。

ユニフレーム(UNIFLAME) FDシリコンスプーン ロング
これも食器を舐めるようにすくうことができるのであとで食器をふき取りやすい。

ライト マイ ファイア(LIGHT MY FIRE) Sporks’n Case
安いけど使用に問題なし。軽い。

スノーピーク(snow peak) チタンシングルマグ 300 フォールディングハンドル
コーヒーはこれで。軽い。

PRIMUS(プリムス) 153ウルトラバーナー
シングルバーナーはこれ。着火するときに手が暑いのですが遮熱板が追加された改良版なのですね。あっという間にお湯が沸き、コンパクトでいうことないのですが、最近、着火が悪くなりました。
この記事へのコメント
初心者のぼくも NHKのその番組みて(再放送だけど)
立山行きたくて、行きたくて仕方ありません(笑
で、9月に行きます~
立山行きたくて、行きたくて仕方ありません(笑
で、9月に行きます~
立山、テレビの映像以上に素晴らしいですよ。
ぜひ気をつけて行ってきてくださいね〜
ぜひ気をつけて行ってきてくださいね〜
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